2025年12月25日、鶴岡市内で「社会保障制度を良くする鶴岡・田川の会第20期総会」が開催され、理事長と職員2名が参加しました。
「社会保障制度を良くする鶴岡・田川の会」は鶴岡・田川地区15団体によって構成されており、①地域に権利としての社会保障をどう根付かせていくか、②保証する制度やセーフティネットを機能させることを実現すること、③市民レベルの運動を研究する、ことを活動の基調とする団体です。
まず、山形県社会保障推進協議会の工藤剛さんを講師にお招きし、「現行の健康保険証の存続を求める運動をめぐる情勢」という学習会が開催されました。
学習会の内容は、以下の通りです。
2025年12月2日で従来の健康保険証が廃止となり、マイナ保険証の本格運用が開始された。経過措置として26年3月末までは従来の健康保険証の使用可(政府は周知せず)。さらに「資格確認証」があれば受診可能であり、このことで、医療機関の窓口では9種類の「証明書」が混在することとなった。
マイナ保険証は、情報漏洩の危険があり、医療現場では「マイナ保険証」だけでは解決しない場面が多く、一本化は不可能。マイナ保険証の10月時点での利用率は37%と低迷。
制度変更の意図、メリットとリスク、移行期間や代替手段についての説明が、国民に行き届いていない。
マイナ保険証で保険証の交付を利用者の申請性にしたことによって、「国民皆保険」の社会保険システムが申請主義に変わったことが根本的な間違い。社会保険は自己責任ではなく、国が責任をもって制度運営すべきであり、当面はすべての人に資格確認証を交付すべき。
2024年12月時点でのアンケート調査では現行保険証廃止に反対・慎重が8割近く寄せられており、健康保険証の存続を求める自治体意見書採択も、2025年6月時点で、246本となった。
国民の受療権を守るためにも、当面の措置として、すべての加入者に「資格確認証」の一律交付を求める。
ついで、2団体による活動報告ののち、活動報告、運動方針案、予算、役員体制案が提案され、賛成多数によって可決されました。


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