親和会では、8月に第2回「俳句・川柳・短歌」を開催しました。親和会の利用者はどなたでも応募できる大会で、あわせて22名32作品の応募がありました。
今回は、審査委員として理事・監事のほか、特別審査委員として新俳句人連盟副会長で俳人の工藤博司先生も参加し、大賞(審査委員による互選)と特別賞(俳人・工藤博司先生選)を選びました。
【大賞】
ひまわりが太陽みたいに笑っている
さごし 大沼早紀
【特別賞】
作業中亡き両親の笑い声窓の外から見えた気がして
さんのう 鈴木理子
【準大賞】
せみしぐれともにきえてく夏の音
あすか 信田真弓
赤川の真夏の夜の夢花火
やまびこ 佐藤彰
ポスティング汗ふくタオルも二枚目に
さごし 梅津善信
【佳作】
夏まつり想かげ忍ぶ母衣
やまびこ 仰
今年こそやるぞと誓った春の日に流されて秋の風
あずま 小林茂樹
大賞および特別賞受賞者には、第21回庄内障がい者地域支援親和会総会(10月4日開催)にて表彰と記念品の贈呈を行う予定です。
今回は、初の審査形式を採用しましたが、俳人の工藤先生から審査委員に加わっていただいたこともあり、大変に格の高い大会になりました。
これからも、俳句や川柳、短歌を詠むことを通して、利用者の方同士が「つながる」こと、「生きることが値うちである」ことが実感できるような取り組みをしていきたいと思います。
なお、応募全作品と工藤先生の経歴・寸評は、このホームページの「情報公開」欄に掲載していますので、ご覧いただければ幸いです。
Comments are closed