第21回「庄内障がい者地域支援親和会」総会を開催しました

親和会では10月4日(金)、三川町にある「いろり火の里」で「庄内障がい者地域支援親和会」総会を開催し、利用者・家族、理事・監事、評議員、第三者委員、職員あわせて200名余りが参加しました。

親和会は、庄内地域で障がいを持つ方の家族が協力協同して「家族会」を設立したのがそもそもの始まりです。親和会が社会福祉法人に移行後、「家族会」を「庄内障がい者地域支援親和会」と改称して歩むようになりました。年に一度、総会を開催しており、今年で第21回目を迎えました。

開会のことばの後、理事長が挨拶しました。

家族会総会理事長あいさあつ

「嬉しい話が二つあります。一つは、利用者の方が単身でニューヨークに行ったことです。この女性は、英会話を習っていますが、自分の力を試してみたいということで単身で渡米しました。途中、アクシデントに見舞われながらも無事旅を乗り切ることができました。もう一つは、男性の方が富士山に登頂したことです。大変だったそうですが、無事成功しました。いずれも目標をもって前に進んで自分の生活スタイルを築いています。「みんなちがってみんないい」幸せの秘訣は人と比べたり、優劣をつけないことです。8月には「俳句・川柳・短歌大会」を開催しました。いずれも心にしみる作品でした。

親和会は当初、無認可の家族会として出発しました。平成10年に「やまびこ」を開設、平成16年に社会福祉法人の認可を受け、現在5つの通所事業所、8つのグループホーム、ヘルパー事業所、相談支援事業所と発展してきました。今回の総会で、利用者家族の方から率直に意見を出していただき、地域福祉の発展のために力を合わせていければ幸いです。」という挨拶をいただきました。

続いて、利用者から親和会への質疑応答がありました。「親和会では就労支援事業A型を立ち上げないのですか」「工賃の作業単価の基準を教えてください」「酒田地区の建物の老朽化と作業所のスペースの狭さをどのようにお考えですか」といった切実な質問が出され、役員からの返答がありました。

 家族会総会質疑応答

続いて、第2回「俳句・川柳・短歌大会」の表彰式と、昨年開設したグループホーム「大山の家」の名付け親への記念品の贈呈式を行いました。

第2回「俳句・川柳・短歌大会」は8月に開催し、あわせて22名32作品の応募がありました。審査委員による選考の結果、大賞と特別賞が決まりました。

【大賞】

ひまわりが太陽みたいに笑っている

さごし 大沼 早紀

【特別賞】

作業中亡き両親の笑い声窓の外から見えた気がして

さんのう 鈴木 理子

お二人には、表彰状と記念品が授与されました。受賞したお二人からは「俳句は普段ほとんど詠みませんが、自分の気持ちや想い出を書き残せるものだと思いました。これからも機会があれば俳句に興味を持ちたいと思います。」(大沼さん)、「両親への思いを描いた作品で、このような賞を受賞することができ、たいへんうれしく思います。ありがとうございました。」(鈴木さん)と受賞の言葉をいただきました。

家族会総会俳句大会授賞式

続いて、事業所ごとにステージ発表がありました。どの事業所も、この日のために猛練習をしてきました。

心のこもったステージに、会場からはやんやの声援が。とても充実した時間となりました。

・やまびこ「戦う戦士たちへ愛を込めて」(踊り)・・・ほどよく体を動かすことができました!

・あすか「RPG」(踊り)・・・手話に挑戦!

・さんのう「男の勲章」(踊り)・・・イケイケ、でした!

・さごし「明日があるさ」(歌)・・・「月にかわってお仕置きよ」のコスチュームにビックリ!

・あずま「パプリカ」(歌)・・・しっとりと歌いました!

親和会総会さごし

2親和会総会さごし

 家族会総会事業所発表

続いては、「あずま」の自立訓練利用者が心を込めて作成した切り絵が「さごし」と「あすか」の自立訓練利用者へ記念品が贈呈されました。これは「あずま」のステージ発表の曲「パプリカ」にあわせてパプリカをモチーフにしたもので、この作品を通して自立訓練の利用者同士がつながることを願って贈呈したものです。

家族会総会あずま寄贈品

ここで午前の部が終了しました。お昼は「いろり火の里」様で用意した豪華なお弁当!

家族会総会お弁当

お昼には、「あずま」(工房おひさま)で作ったパンやクッキー、「あすか」の利用者の方が作成したポーチやバッグなどの小物が販売されました。いずれも大盛況で、あずまのパンやクッキーは完売しました。

家族会総会販売所

午後からは、ご家族と利用者とに分かれて、ご家族は「懇談会」へ、利用者は「交流会」へ参加しました。

「交流会」は昨年に引き続き「ワールドカフェ」を行いました。これは1つのテーブルに各事業所の利用者2~3名と職員が10数名つどい、自己紹介や地域のおすすめスポットなどの題目をざっくばらんに話し合うものです。

気軽に話し合える題目で、普段は交流することのできない他事業所の利用者と交流することのできる良い機会となりました。

これからも、この総会での意見交流をとおして地域福祉を発展するための力になりたいと思います。