きょうされん山形支部 交流会・情報交換会を開催しました

親和会も加盟している「社会福祉法人きょうされん」の山形支部の交流・情報交換会を、親和会を会場に9月13日に開催しました。当日は、「きょうされん」の常務理事・赤松英知さんをお呼びして、親和会を含む県内傘下の団体の役職員15名が参加しました。

出席者の自己紹介ののち、赤松さんが「情勢報告」を行いました。

第1に、2025年度予算編成(いわゆる「骨太の方針」)では、社会保障費は切り捨てられる方向にあること。第2に、優生保護法被害問題では、最高裁判決で「憲法違反」の画期的判決が出たこと、優生思想は今日に続く問題であると指摘しました。第3に「障害がある人の地域生活実態調査」では、障害のある人の78.6%が相対的貧困以下、97.2%がワーキングプア以下であり、障がい者の自立が阻害されていること。第4に障害報酬改定では基本報酬が下がり、加算が上がる改訂がなされており、事業所の分断が進んでいること。第5に「いのちのとりで裁判」では生活保護基準の引き下げに対して1022名もの原告が裁判を起こしており、この裁判に勝つために署名等に取り組んでいること、などが報告されました。

その後、参加者で交流と情報交換会が行われ、県や市の取り組み、事業所運営や農副連携等の課題等を交流しました。

参加者一同、大変有意義な交流会となりました。


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